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崇徳院。
広島の古着屋Juicy.です。
今日のブログ、二日分の長さで・・・、
一番下に商品は載せてるんで
面倒になったらとばしてください。
「瀬を早み岩にせかるる滝川の
割れても末に逢わんとぞ思う」
川の流れが早いので岩にあたって流れが別れても
また先で一つに合わさるように
今二人が別れても将来必ず一緒になれる、という恋歌です。
平安時代の崇徳院こと崇徳天皇の歌で
百人一首にもはいってる歌ですね。
先日成人式が行われましたが
実に新成人の77%が恋人がいないそうです。
男子に限れば80%を超えているそうですね。
まあ恋人なんて、いる時はいていない時はいないで
別に20歳にいなくちゃいけないって訳ではないのですが、
問題は俗にいう「草食系~」って言われるように、
恋愛に対して積極性がないそうなんです。
本当にそうなんですかね~。
もし本当にそうなら
結婚する時にはもう100%マリッジブルーですよ。
日本の未来が心配です。
今は高校も共学が多いですし、
ネットなんかで同じ趣味の人とかとの出会いの場も
昔より多くなってきてると思います。
愛を伝える手段も携帯やらメールやらで
昔より恋愛しやすいと思うんですけどね。
僕らの時代はみんな山に登って
のりしを上げたり
手紙をハトにくくりつけて飛ばしたりと
現代よりも圧倒的に障害も多く不便でした。
そんな僕らの時代に比べたら今は天と地との差。
うらやましくてしょうがありません。
出会いの宝庫、告白し放題です。
想像しただけで5回くらい結婚したくなります。
古典落語に「崇徳院」という演目があります。
若旦那が町の茶屋で休んでるところ、
目の前にお供の女中を連れたお嬢様が
腰をかけます。
それがまた、水もしたたるようないい女で
若旦那が思わず見とれてると
お嬢様も若旦那に視線を合わす。
しばらくすると袱紗(ふくさ)を落としたことに
気付かずそのままお嬢様が立ち去ろうとします。
若旦那は袱紗を拾い、追いかけて手渡します。
ちょうどその時頭上の桜の木の枝から
短冊が一枚、糸が切れてひらりと落ちてきます。
お嬢様はその短冊を読むと
若旦那に渡し、会釈して立ち去ります。
見るとその短冊には
「瀬を早み 岩にせかるる滝川の」
と書いてある。
下の句は
「割れても末に逢わんとぞ思う」という
恋歌です。
そうですね。一番上の崇徳院の歌です。
それをもらった若旦那は寝ても覚めても
お嬢様の事が頭からはなれず恋の病に。
実はお嬢様の方も同じく若旦那に恋の病に。
二人とも、屋敷の出入りの者に
日本中を探すようにと指令をだし
双方、手掛かりの
「セヲハヤミー、セヲハヤミー」と
叫びながら探しまくり
出会えるというお話。
江戸時代は大変です。
この落語には二つの教訓がありますね。
こういう耳から煙がでるような決定的な出会いを
逃してはいけないのです。
ビビッとくるんです。
広末も松田聖子もそうなんです。
と、いうかそれだけです。
もうひとつは告白のセンス。
センスには教養が必要ですね。
若旦那が短冊の歌を知らなかったら
二人にはチャンスはなかったんです。
ですから非常識でナンセンスな奴や
一緒にいると人生こっぱみじんにされそうな奴を
ふるいにかけるには
告白のセンスを磨くことです。
近所のコンビニに夜中にプリンを
買いに行ったとしましょう。
うん、草食っぽいですね。
そこでビビッときた女の子に出会います。
それで遠くから見てるだけとか
また会えるかもと次の日も同じ時間にいくとか
してると出会いを逃すことになりますね。
すぐ色紙とマジックを買いましょう。
コンビニなら売ってます。
そして気分を静め、思いをこめて
「瀬を早み 岩にせかるる滝川の」と
書いて渡します。
相手が賢い子ならわかってくれるでしょうし
バカなら意味わからず自分が告白されたことに
気づいてないので後々恥ずかしくなることも
ないのです。
コンビニでそんな時間がない?
マンションのストーブつけたまま?
そんなん言い訳いりません。
そんなマンション燃やしましょう。
近くにコンビニがない?
じゃあメールで一斉送信しましょう。
それくらいファンクでいいんです。
「Sex&Drug&Rockn'Roll」というイアン・デュリーの
超肉食な歌があります。
あまり本気になるとシド・ヴィシャスみたく
人生こっぱみじんになりますが、
草食の男子の方にはそれくらいでちょうどです。
そんなノリでどうでしょう。
60’s チャンピオン ヴィンテージスウェット ¥16800+TAX
60年代のチャンピオンのランタグです。
これもサイズはいい方です。
身幅57cm、着丈61cmくらいです。
いつも言ってますが中々大き目のヴィンテージスウェットは
でないんです。
しかもこれも状態はとてもいいです。
きれいですし。
インディアンのプリントもいいし、色も人気のからしです。
インディアン達、ネイティブアメリカンは昔々
インディアンフルート(ネイティブ・アメリカンフルート)
というフルートを作りました。
今も売ってるんですよ。
ネイティブの青年は女性に告白する時
そのフルートを吹いたそうです。
だからラブフルートとも呼ばれるそうです。
崇徳院もいいですが
これもいいですね。
広島の古着屋Juicy.でした。
広島のビンテージ・古着屋 Juicy. のブログ 広島の古着屋 Juicy.が古着商品、古着の楽しさを紹介します。広島近辺の古着好きの方ぜひお店にも遊びに来てください。
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